世の中には、早い段階から自分の夢の実現のために邁進し、その夢をあきらめずに実現してさまざまな分野で活躍している若者が大勢います。そういった人達もいる一方、やりたいことがみつけられないまま、またはやりたいことが自分に向いていなかった、期待したとおりのものではなかったとの理由から、専門学校や大学を中退してしまうという若者が多くなり、一種の社会問題となっております。
進路を決めるきっかけや体験の場にいかに早い段階で触れることができるか。自身で行動して、そういった体験の場に飛び込み、自分の夢を自問自答しながら見つけてくる中学生・高校生もいますが、ほとんどの中学生・高校生が今いる環境の外に出られずに、そういった機会をみつけられずにいるのではないでしょうか?昔と違って社会が豊かになり、現在は自身で職業を選択することができます。
一方でテレビ、雑誌、新聞、特にインターネットを通じて簡単に情報が入手できる一方、情報量が多くてかつ信頼できる情報がどこにあるのかわからないまま、行動できずに足踏みしてしまう、時には思い込みにより行動しないことを意思決定してしまうことが多くなった気がします。こういった理由やその他の要因が合わさって、ニートと呼ばれる若者も多くなっております。
失敗してもいい、自分の目で見て体験して、時には遠回りに見えることでも、やり直しができる若い今の時期だからこそ、勇気をもってチャレンジしてほしい。そんな気持ちで中央アートアカデミー高等部を開校いたしました。
中央アートアカデミー高等部は、高校生活を送りながら生徒の個性と感性を伸ばし、「やりたいこと」の実現のために専門分野を学ぶことができます。ただ単に専門知識を身につけるだけではなく、それぞれの個性を大事にしながら、マナーやコミュニケーション能力を身につけるなど、社会性を身につけ、自信を持って次のステップに進むための多彩な体験型学習プログラムをご用意し、豊富な経験を持つ教師陣が高校生のみなさんをサポートいたします。チャレンジする勇気を持つことの大事さに自ら気づくこと、そういった気づきを自ら掴み取れる環境を提供することが私ども教育現場の最も大事なことと考えております。
まずは、あきらめずに、チャレンジし、たくさん経験し、自身の思い描いている将来の夢をかたちにする第一歩を踏み出してください。
中央アートアカデミー高等部
学院長 斉藤 守