- biomサッカーコース
- 2016.07.04
練習がうまくいかない時には
中央アートアカデミー高等部 biomサッカーコース担任の土屋です。
先週から急激に気温も上がり暑くなりました。こういう時は特に、熱中症などに注意してこまめに水分補給をしてもらいたいものです。
さて、先週金曜日の午前中の個人別トレーニングではシュート練習、1対1の練習に加え、クロスの練習など連携を強化する練習も行われました。
ただその練習があまり上手くいかず、生徒たちは下を向いたり、連携のトレーニングにも関わらず、声を掛け合いながらのコミュニケーションが取れないまま終わってしまいました。
そういう、いわゆる精神的な部分で練習の雰囲気が悪くなってしまったとき、安彦考真総監督は授業を使い、必ずその日のうちに全員へ向けて話をします。
「練習が上手く行かないとき、自分と向き合えずにそっぽを向いてしまうのは良くない(他人のせいにしてしまうなど)。それは言うならば、精神と肉体があるとして、肉体はピッチにあるのに精神はそこにない、というような状態で、ある意味とても卑怯なことだ。自分はひとまず練習には参加をしている、という言い訳でしかない。
では逆ならどうだろう。精神はそこ(ピッチ)にあるのに、肉体はそこにない。それは、ケガをしたときだ。ケガをした時は動きたくても動けない。しかし、君たちならどうする?精神(思考)は死んでいないので、プレーを続けたいと考え、無理をしてでもピッチに立ち続けようとしないだろうか。
なぜ肉体がダメなときではプレーを続けようとするのに、精神がダメになるとプレーを止めてしまうのだろう。それはおかしな話だ。
これから君たちは『ピッチの上では何があっても投げ出さない』ことを約束してほしい。
絶対に土俵から降りるな!」
この話が明日の彼らに態度となって現れるよう、私は見守って行きたいと思います。





