biomなでしこサッカーコース 2018年4月開講!
「なでしこジャパン」にこれまで多くの選手を送り出し、長く女子サッカー界をリードしてきた日テレ・ベレーザが、唯一公式サポートする、高校女子サッカー専門コース「biomなでしこサッカーコース」が2018年4月に開講する。
さらに、アンバサダーとして日テレ・ベレーザのキャプテンであり、2011 FIFA女子ワールドカップ日本代表優勝メンバーである岩清水梓選手の就任も決定。
U18の頃から日の丸を背負ってプレーしてきた岩清水選手とbiomサッカーコースのディレクター・安彦考真が、女子サッカーの今とこれからについて語り合うスペシャル対談!
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岩清水梓(いわしみず・あずさ)
1986年生まれ、日テレ・ベレーザ所属
小学生時代にサッカーを始め、1999年NTV・メニーナ(現 日テレ・ベレーザ)に入団。その後U-18、U-19、U-20、北京オリンビックなど、10代から女子代表に選出され続け、優勝した2011年FIFAワールドカップでも活躍。
ポジションはDF。 -
安彦考真(あびこ・たかまさ)
中央アートアカデミー高等部 biomサッカーコース ディレクター
1978年生まれ。神奈川県出身。国内外でのプレーや数々のプロジェクトに携わった経験を活かし、2015年よりbiomサッカーコースのディレクターを務める。
男子と一緒にプレーした小・中学時代。
父の影響で負けず嫌いに
- まずは岩清水選手の中学・高校時代を振り返りたいと思います。
- 中学1年生の時に、ベレーザ配下のメニーナに入りました。
- まだ「なでしこリーグ」はない時代ですよね?
- Lリーグの時代です。
- その頃から、日本代表選手になりたい、という目標はありました?
- 当時からベレーザには日本代表選手が多くいたので、そこを目指すチームだという空気はありました。
- 自分がそうなりたい、というよりそういう環境だったと。
- そうですね。自分としては、まずは少しでも試合に出なきゃ、というレベルからのスタートでした。
- そもそもサッカーを始めたきっかけは…。
- 仲の良い友だちがサッカーをやっていて、誘われたのがきっかけです。
- 10代の頃に、「もうサッカーを続けられない」とか思ったことってありました?
- 最初は男子のチームに混ざってやっていたので、敵チームから「わー、女がいるよ」みたいなことは言われましたね。
- 女子サッカーあるあるですね。そういうこと言われると、たぶん多くの女の子がへこんで、サッカーやめちゃう。
- 私の場合、イヤな気持ちよりも「やり返してやる」という負けず嫌いの気持ちの方が先に出てしまって。
- 笑
- 「二度と言えなくしてやろう」「絶対勝つ」とか思って。
- すごい。強い。そういう「諦めちゃいけない」バワーって、家庭環境での影響ですか?
- 父の影響ですね。父もスポーツをずっとやっていて。何でも簡単に諦めたりするとすごく怒られました。
- それは相手が男の子でも?
- そうです。相手が男子なら男子で、「もっとやれることあるんじゃないの?」みたいな。
- お父様もスポーツを突き詰めた先に学んだことがあって、それを伝えたかったんでしょうね。
- たぶん。成功体験が本人なりにあるんでしょうね。