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biomサッカーコース

Jリーグで日本初の試み!大好きなサッカーを学びながら高校卒業!

対談:藤吉信次

高校生世代が抱えるサッカー教育の課題と未来像

藤吉信次

藤吉信次

東京ヴェルディコーチ

1970年4月3日生まれ。東京都出身。現役時代はV川崎(現:東 京V)をはじめ、国内外6クラブでプレー。2015年、古巣ヴェルディのユース監督に就任。2017年からは東京ヴェルディのトップチームコーチに就任。

安彦考真

安彦考真

中央アートアカデミー高等部 biomサッカーコース総監督(2015〜2017年)

1978年2月1日生まれ。神奈川県出身。国内外でのプレーや数々のプロジェクトに携わった経験を活かし、2015〜2017年度にbiomサッカーコース監督を務めた。

トップチームのユースと監督と通信制高校のサッカーコースの監督。指導する場所は違っても相手が15~18歳の若者という点では同じ。
そんな二人が考えるサッカー教育の課題や理想像とは?(2016年2月5日収録)

  • 二人が考えるサッカー教育の課題や理想像とは?

プロになれなかった子どもをどうケアするのが本人のためか

安彦考真さん(以下 安彦): 藤吉さんが感じる育成の課題とはなんでしょう?

藤吉信次さん(以下 藤吉): ユースは大人になる準備で、プロを目指している子がほとんど。でも、全員がなれるわけじゃないですよね。そこで、プロになれなかった子はどうなるのか。どうやって社会にでるのか。
ひと昔前、例えば僕はヴェルディユース出身なんですけど、当時はプロになれなかったら、子どもたち自身で勝手に大学行ったり、就職したり。「サッカー教えて、プロになれなかったらそれで終わりだよ」っていうスタンスでした。
今は昔より手厚くやっているとは思います。サービス業に近くなっているくらい。そういう部分があるから逆に子どもたちが甘えてしまって。彼らと保護者にとって安心感になったかもしれないけど、覚悟みたいなハートが足りてない印象があります。それが真っ先に思うユースの課題ですね。

安彦: 結構ピッチ内でそういう甘えみたいなものは出てしまうのですか? 

藤吉: そうですね。具体的にいうピッチ内で考える子が少なくなりました。そういう物足りなさは少し目立ちます。
逆に、言われたことをきっちりやれる選手は多いですね。自分で考えて、こんなことやっちゃえ! ってチャレンジする子は減った印象です。

安彦: 指示されたことに対しては一生懸命、でも、それさえやっていれば良い、っていう、染みついた習慣みたいなものですね。

藤吉: そうなんですよ。指示待ちというか、オーダーには気持ち良く従うのに、自分で考えてアクションすることがなかかなできない子が多い。ユース年代を長く教えているわけではないですが、自分たちの世代のとの差は感じました。

安彦: 私のなかで東京ヴェルディといえば、クリエイティブで発想力があるチーム。ほかの高校、クラブチームとはひと味違うイメージなんです。そういう個性も昔と比べると薄れているのですか?

藤吉: サッカーに関してのクリエイティビティはまだ残っていると思います。それでも昔と比べたら、驚くような、少しはみ出るインパクトを持つ選手は減りましたね。でも、ほかのチームより良いほうだと思います。

安彦: 私も学校教育の問題といいましょうか……。日本では、例えばお隣さんにソース借りてきてとか、お土産渡してきてとかのお使いをこなして、「あー良くできたね」っていわれて、また褒められたいと思うで終了。
海外だと子どもが自分でレモネードを売ってお小遣い稼ぎを習慣みたいなものがあって、「レモネードを1杯1ドルで売ってきなさい。」「お母さん1ドルで売ってきたよー。」「あらそう、良かったわねぇ、じゃ明日は2ドルで売ってきなさい。」という風に、求められる、褒められる内容が違う気するんですよ。
言われたことさえやれば褒める教育と、どうやったら褒めてもらえるか考えさせる教育。前者だと、どうしても指示待ちみたいな傾向が強くなってしまうでしょう。

  • 「自主性を育むカリキュラムて日本の教育に有るのかな?

規律と自主性のベストバランスが難しい

藤吉: サッカーで置き換えると、ディフェンスならやっぱりきっちりとした規律があって、日本人が得意なところですよね。
ただ、オフェンスに関しては相手の裏をついたり、思いがけないプレーを仕掛けたりと、想定外の動きも必要で。双方良し悪しがあるから、うまくバランスとりつつ精神から変えていきたいし、子どものタイプによって対応できたらと思いますが、なかなか目の前の指導だけでスタイル作りするのは難しいです。
安彦さんが仰った「ヴェルディはクリエイティブ!」というチームカラーや雰囲気だって、代々受け継がれたものですから。

安彦: そういう個性が息づいている、良い習慣が伝統になっているのは素晴らしい。今の子どもたちを見ていると、やっぱり習慣化されてないことがすごく多くて。言われたことは一生懸命やるんですけど、言われないとやらない。
よく自主性って言われるじゃないですか? そもそも自主性を育むカリキュラムなんて、日本の教育のなかにあるのかな? って思っちゃいます。
そこで私はスポーツに意味があるのではと。スポーツって自分が全てじゃないですか。結局フィールド内でやらなきゃいけないのは本人。いくら戦術的にガッチリしたとしても、それを実践するのは本人なんです。
藤吉さんがトップでプレーしていた時代と今、教育からくる背景で違っていることありますか?

藤吉: いやぁ、いっぱいありますけど、日本の規律を守る点は良いと思うんです。僕は子どもの頃にいた地元のチームがスパルタで。もうギチギチですよ。それが中学になってヴェルディジュニアユースに入団した途端、すごく自由にやらせてもらえて。サッカーの楽しさを改めて教わりました。
でも、地元で覚えさせられた厳しさは自分の財産だと思うし、どっちが良いのかという結論は出ていないですね。ただ、ゴール前で相手を舐めたプレー、外したら日本人のスパルタ系指導者にぶん殴られるようなプレーを、外国の選手は「決めてヒーローになってやる」とか、「こんなことやったらスゲェ選手だな!」って褒められるに違いないとか思って実行しますよね。日本人だと外しちゃいけないとまず思ってしまう。実際この国で教育受けてきた僕がそうで、自分で頑張って変えようとしましたが、根になってしまっている部分がやっぱりあるんですよ。
でも、国際試合とか大事なシーンで活躍している選手は、外したらどうなるかってネガティブなことを考えていないと思います。むしろ、決めたらどうなるか、でしょう。こういうプラスの働きかけをしていけば良い選手、良い子どもになるのでは? バランスが難しいのはわかりますけど。

  • 「自主性を育むカリキュラムて日本の教育に有るのかな?

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